民話

民話 , 生き物がたり

1) ウンタラの主の話

昔むかしね、ウンタラの主シュという、力持ちからもちで頭あたまのいい、すべてをかね備そなえた男おとこがいました。

民話 , 生き物がたり

2) 南京虫とノミとシラミの話

南京なんきん虫むしとシラミとノミの三人さんにんはとても仲なかのいい友ともだちでした。

民話 , 生き物がたり

3) 舌切りすずめ

昔むかし、じいさんとばあさんが暮くらしていました。二人ふたりには子こどもがいませんでした。

民話 , 生き物がたり

4) しゃべるヤマガメ

昔むかしね、やさしくて頭あたまの良よい弟おとうとと意地いじの悪わるい兄あにの二人ふたり兄弟きょうだいがいました。

民話 , 生き物がたり

5) 犬と猫が仲の悪いわけ

昔むかし、あるところに、とても仲なかのよい犬いぬと猫ねこがいたそうです。

民話 , 生き物がたり

6) 牛になった正直者

昔むかし、正しょう直じき者ものの男おとこがおりました。

民話 , 生き物がたり

7) いたずらたぬきの話

これは昔むかし、熊くま本もとに住すんでいたころ聞きいた話はなしじゃ。

民話 , 生き物がたり

8) みはぎバトの話

ンキャーン（昔むかし）つぁ、みはぎバトとカラスは仲なかの良よい友ともだちだったちゃ。

民話 , 生き物がたり

9) ねずみの恩返し

ンキャーン（昔むかし）つぁ、若わかい娘むすめが山やまへまきとりに行いくと、村むらの子こどもたちがねずみの子こをつかまえて、棒ぼうでたたいたり、つついたりして遊あそんでいたと。

民話 , 生き物がたり

10) かえるになった息子

昔むかし、あまのじゃくで乱らん暴ぼう者ものの息むす子こがいたそうだ。

民話 , 生き物がたり

11) ねずみとやどかり

昔むかしね、山やまの中なかでねずみとやどかりがばったり出で会あったそうです。

民話 , 生き物がたり

12) きつねの借金とり

昔むかしね、親おやが亡なくなって、兄きょう弟だいだけ二ふ人たりで住すんでおったって。

民話 , 由来話

13) 婆、いるか

これは沖おき縄なわの話はなしなんだが、昔むかしね、仲なかの良よいおじいさんとおばあさんが暮くらしていました。

民話 , 由来話

14) 蛇と生き水

昔むかし、天てんの神かみさまが使つかいの者ものを呼よんで、「この巣す出で水みずと死しに水みずを運はこんで地ち上じょうに降おりなさい。

民話 , 由来話

15) ひばりと巣出水

昔むかし、昔むかし、大おお昔むかしのはなしだよ。

民話 , 由来話

16) ユガラ鳥の話

昔むかし、ある家いえに正しょう直じきな嫁よめがいました。

民話 , 由来話

17) 位牌の由来

昔むかし、とても仲なかの良いよ母はは親おやと息むす子この親おや子こが二ふ人たりで住すんでいました。

民話 , 由来話

18) あわもりの始まり

昔むかしね、米こめのよくとれる田たんぼの片かた隅すみに、大おおきな木きがあったそうだ。

民話 , 鬼とマズムンの話

21) 鬼を退治した男の子

昔むかし、戦たたかいに敗やぶれた御あ主るじと妻つまとその乳う母ばなど使つかいの者ものたちが命いのちからがら、ある島しまにたどりついたそうです。

民話 , 鬼とマズムンの話

19) ガマク婆の話

昔むかし、十じゅう二に歳さいになる農のう家かの男おとこの子こが平ひら良らにダイコン売うりに行いったそうです。

民話 , 鬼とマズムンの話

20) 鬼退治の三つの玉

昔むかし、一ひ人とりの若わか者ものがおった。

スペシャル版 , 民話 , 生き物がたり

宮古の人が読みあげる民話１: ウンタラの主の話 / 読み手: 下地イサムさん

昔むかしね、ウンタラの主シュという、力持ちからもちで頭あたまのいい、すべてをかね備そなえた男おとこがいました。

スペシャル版 , 民話 , 鬼とマズムンの話

宮古の人が読みあげる民話２: 鬼退治の三つの玉 / 読み手: さどやませいこさん

昔むかし、一ひ人とりの若わか者ものがおった。

スペシャル版 , 民話

宮古の人が読みあげる民話３: 神のきねと鬼のきね, 漲水御嶽 / 読み手: 小川京子さん

んきゃーんつぁ（昔むかしね）、城ぐすく辺べの七なな又またという村むらの女おんなが、一いっ所しょ懸けん命めい織おった上じょう布ふを売うりに平ひら良らへ歩あるいて出でかけました。

スペシャル版 , 民話 , 生き物がたり

宮古の人が読みあげる民話４: かえるになった息子 / 読み手: 松谷初美さん

昔むかし、あまのじゃくで乱らん暴ぼう者ものの息むす子こがいたそうだ。

スペシャル版 , 民話

宮古の人が読みあげる民話５: ミハギバトゥとガラサのゆがたい / 読み手: 浜川平和さん

むかし、目めの悪わるい鳩はととカラスは、とても仲なかの良いいともだちでした。

スペシャル版 , 民話 , 生き物がたり

宮古の人が読みあげる民話６: 犬と猫が仲の悪いわけ / 読み手: のひなひろしさん

昔むかし、あまのじゃくで乱らん暴ぼう者ものの息むす子こがいたそうだ。

スペシャル版 , 民話

宮古の人が読みあげる民話７: 住屋御嶽の言い伝え / 読み手: 與那城美和さん

昔、根間の里に母親に早く死なれて継母に育てられている７歳の男の子がいました。

スペシャル版 , 民話 , 由来話

宮古の人が読みあげる民話８: 婆、いるか / 読み手: 砂川博明さん

これは沖おき縄なわの話はなしなんだが、昔むかしね、仲なかの良よいおじいさんとおばあさんが暮くらしていました。

スペシャル版 , 民話 , 継子話

宮古の人が読みあげる民話９: 通り池の継子台 / 読み手: 本永光子さん

昔、ある夫婦に男の子が生まれました。

スペシャル版 , 民話 , 由来話

宮古の人が読みあげる民話１０: ひばりと巣出水 / 読み手: 伊良波盛男さん

昔むかし、昔むかし、大おお昔むかしのはなしだよ。

スペシャル版 , 民話 , 生き物がたり

宮古の人が読みあげる民話１１: みはぎバトの話 / 読み手: 前泊博美さん

ンキャーン（昔むかし）つぁ、みはぎバトとカラスは仲なかの良よい友ともだちだったちゃ。

スペシャル版 , よもやま話 , 民話

宮古の人が読みあげる民話１２: 海に咲く花 / 読み手: 宮国優子さん

昔、船でいろんな島や国に渡り、様々なものを買い付けて商いをする船乗りたちがいました。

民話 , 鬼とマズムンの話

22) 死んだ女を妻にした男

昔むかしから、年とし頃ごろになった娘むすめが死しんでしまうと、あの世よに行いってから神かみさまに責せめられるといわれます。

民話 , 鬼とマズムンの話

23) 沼の化けガエル

昔むかし、ある男おとこが物もの知しりのトゥキス（カンカカリャーもしくは沖縄本島ではユタともいう）の家いえを訪たずねると、「あんたの家いえでは○月がつ○日にちに大たい変へんなことが起おこるだろう」と言いわれました。

民話 , 異類婚姻の話

24) 蛙婿入り

昔むかし、とても仲なかの良よい夫ふう婦ふがおりました。

民話 , 異類婚姻の話

25) 魚女房

昔むかし、独ひとり者ものの若わか者ものがいました。

民話 , 異類婚姻の話

26) ンミブスオカーネのゆがたい

昔むかしね、天てんの群むれ星ほしに、６人にんの姉し妹まいがいたそうだ。

民話 , 異類婚姻の話

27) フナタの皮をかぶった娘

昔むかし、フナタ（蛙かえる）やパウ（蛇へび）も人にん間げんの姿すがたになったりしていました。

卵生説話・日光感精説話 , 民話

29) 来間の祭りのはなし

昔むかし、下しも地じの川かわ満みつにキサマあじという強つよい頭かしらが住すんでいました。

民話 , 異類婚姻の話

28) 太陽の流した島

昔むかし、保ぼ良ら元もと島じまの近ちかくにパナリという村むらがあり美うつくしい娘むすめがいました。

卵生説話・日光感精説話 , 民話

30) 神さまを産んだ娘

昔むかし、幼おさなくして両りょう親しんを亡なくした娘むすめがいました。

民話 , 継子話

31) 通り池の継子台

昔むかし、ある夫ふう婦ふに男おとこの子こが生うまれました。

民話 , 継子話

32) 住屋御嶽の言い伝え

昔むかし、根ね間まの里さとに母はは親おやに早はやく死しなれて継まま母ははに育そだてられている７歳さいの男おとこの子こがいました。

民話 , 継子話

33) 継子の毒入り弁当

昔むかし、あるところに貧まずしい親おや子こ３人にんがつつましく暮くらしていました。

民話 , 継子話

34) かんざしとトンボ

昔むかし、父ちち親おやと継まま母はは、男おとこの子この３人にん家か族ぞくがありました。

民話 , 継子話

35) 手の生えた継子

昔むかし、あるところに仲なかの良よい夫ふう婦ふがいました。

ゆうれい話 , 民話

36) 「お前、見たなー」

戦せん後ご間まもない頃ころのはなしです。

ゆうれい話 , 民話

38) 雨の中のゆうれい女

この話はなしはあるタクシー運うん転てん手しゅが体たい験けんしたものです。

ゆうれい話 , 民話

37) ふとんゆうれい

あの忌まいわしい太たい平へい洋よう戦せん争そうが終おわって、何なにもかも無くななってしまったあの頃ころの話はなしです。

ゆうれい話 , 民話

39) 死の知らせ

戦せん後ご間まもない頃ころの話はなしです。

教訓話 , 民話

40) ヤースサァドゥンマサ

昔むかし、キサマ按あ司じの畑はたけではお米こめがよく取とれるのに、クバカ按あ司じの畑はたけでは粟あわとか豆まめ、キビなどの雑ざっ穀こくしか取とれない痩やせた土と地ち柄がらでした。

教訓話 , 民話

41) むやみな同情災いのもと

ある男おとこが、山やまに牛うしの草くさ刈かりに行いったそうです。

教訓話 , 民話

42) 入れる口は大きく出る口は締めよ

昔むかし、東ひがしの家いえと西にしの家いえがあり、東ひがしは裕ゆう福ふくで西にしは貧びん乏ぼうでした。

よもやま話 , 民話

43) ヤマグの話

昔むかし、村むら一いち番ばんの見み事ごとな馬うまをもつ家いえがあったそうです。

よもやま話 , 民話

44) 死体の始末

昔むかし、カウズガミといって、口くちの大おおきい瓶びんがあったそうです。ある家いえのおかみが、その中なかに間あいだ男おとこをかくまって、夫おっとには分わからないように時とき々どき食たべ物ものを運はこんだりしていました。

よもやま話 , 民話

45) 海に咲く花

昔むかし、船ふねでいろんな島しまや国くにに渡りわた、様さま々ざまなものを買かい付つけて商あきないをする船ふな乗のりたちがいました。

よもやま話 , 民話

46) 猿長者

昔むかし、ある大おお晦みそ日かの晩ばんに、天てん加が奈な志しが、村むら人びとたちにユー（福ふく）をあげようと思おもって降おりてきました。

伝説 , 民話

47) ウズの主のゆがた

昔むかし、伊い良ら部ぶ島しまと宮みや古こ島じまの間あいだはとても遠とおく感かんじられたようですよ。

伝説 , 民話

48) ムインズマ赤牛

昔むかし、カタイラマーガといって力ちから持もちの男おとこがいました。

とんち話 , 民話

49) ばあさんの知恵（うばすてやま）

昔むかし、年とし老おいたばあさんと賢かしこい孫まごが一いっ緒しょに暮くらしていました。

とんち話 , 民話

50) 夢見小僧

昔むかし、二ふたり人の兄きょう弟だいがあって、その弟おとうとがある夜よる夢ゆめをみたそうです。

民話 , 生き物がたり

1) ウンタラの主の話 / The Tale of Untara

昔むかしね、ウンタラの主シュという、力持ちからもちで頭あたまのいい、すべてをかね備そなえた男おとこがいました。 / Once upon a time, there was a man who was very strong, wise, and almighty.