18) あわもりのはじまり

むかしね、こめのよくとれるんぼのかたすみに、おおきながあったそうだ。そのうえにすずめたちがこめをくわえてってはついてべていました。そのうちにこぼしたこめつぶあなあつまってたまり、あめるたびにふやけてこうじがえていたそうです。そしてまたあめってそのあなにたまると、それがだんだんもろみにわっていきました。

あるとおりすがりののうが、なにかをつきながらたのしそうにしているすずめたちのようて、ちかってみるとあなにもろみがていたそうです。のうゆびれてあじをしました。なんともあじがするので、これはものにできるかもしれないとおもっていえかえりました。

のうはすずめたちのおこないをしっかりかんさつし、これならなまむぎでもるかもしれないとむぎをつけておきこうじをたせ、こうじからあわ沸いたときに、いもをよくこねぜてしんしゅつくりました。おしょうがつにもこれをおきゃくさんにませると、とてもよろこんでくれました。

それからは、よくとれるあわでもこうじがるかもしれないとかんがあわのこうじをつくったことから、だれでもおさけつくれるようになりました。あわからつくったさけなので、「あわもり」とけられました。こうしてさけづくりははじまったようです。

しゃカニさん=じま))