これは沖おき縄なわの話はなしなんだが、昔むかしね、仲なかの良よいおじいさんとおばあさんが暮くらしていました。
昔むかし、天てんの神かみさまが使つかいの者ものを呼よんで、「この巣す出で水みずと死しに水みずを運はこんで地ち上じょうに降おりなさい。
昔むかし、昔むかし、大おお昔むかしのはなしだよ。
昔むかし、ある家いえに正しょう直じきな嫁よめがいました。
昔むかし、とても仲なかの良いよ母はは親おやと息むす子この親おや子こが二ふ人たりで住すんでいました。
昔むかしね、米こめのよくとれる田たんぼの片かた隅すみに、大おおきな木きがあったそうだ。