宮古島の民話
民話は、太陽、月、星、山、樹、岩など森羅万象に加え、人に始まって牛や馬などの家畜や動物、鳥、蛇、ねずみ、昆虫に至るまで、この地球上のすべての生きものが主人公となって登場します。
このウェブサイトに挙げられた民話には、いくつかテーマがあります。
一つ一つの民話は読んでいただくとして、そのテーマについて紹介しましょう。
卵生説話・日光感精説話
「卵生説話・日光感精説話」も、卵から人が生まれたり、太陽の光で女性が命を身ごもったりと、普通に考えるととんでもない話が展開しますが、大昔はあったかもしれないと思わせるような壮大な話になっています。
よもやま話
「よもやま話」は、どの項目にも馴染まない話を雑話として括ったものです。でも中には「海に咲く花」のように長編で孝行息子の話であったり、「猿長者」のように、本土では「火の正月」として広く語られ、時代を物語る貴重な話なども盛り込まれています。
伝説
「伝説」は、宮古の昔話として単に「民話」としては括れないものを集めました。それは、神話であったり、伝説であったり、ここでも、実際にあったような話や、広く語られている話などがあり、他にも、宮古の歴史に登場する「仲宗根豊見親」や、「飛鳥翁」など数多く語られています。