5) いぬねこなかわるいわけ

むかし、あるところに、とてもなかのよいいぬねこがいたそうです。あるとき、かみさまがふたりをんで、「あそこのはなじまたからめてある。あのたからってきたものにはごほうびに、いっしょうらくらせるざいほうをあげよう」といました。

ふたりは、こんないいはなしはない、といそいでたからりにかけたそうです。ところが、ねこみずきらいでおよげません。いぬは、いぬかきとばかにされてもいちおうおよげます。さっそく、しまわたってたからしてきました。すなはまにたどりくと、つかれがどっとてきました。そこで、うとうとねむりをはじめました。それをていたねこはそーっとちかづき、いぬそばにあったたからふくろぬすみだし、かみさまに、いかにもぶんってたようにとどけたそうです。

そうとはしらないかみさまは、「マユねこ)よ、よくやった。おまえはこれからずーっとにんげんいっしょたたみうえごすがよい」といました。あとから、れてやってきたインいぬ)にたいしては、「インいぬ)よ、おまえは、これからにんげんのくそでもべてそとごすことだな」といました。

それからというもの、ねこにんげんいっしょたたみうえらし、いぬそとどろだらけになってせいかつしているということです。そして、それらいいぬねこつけると、このくそどろぼうめ、とってまわすということです。

しゃしもけいこうしも